現代の音楽シーンが恋愛至上主義であることの弊害

これまでいつもそうだったのですが、僕は恋愛や女性に対して非常に重きを置いてきたように思います。特に、好意を持って惚れてしまった女性に対してはそうです。

けれども、重きを置けば置くほど、その恋愛がかなうことはありませんでした。あまり気にはならない女性からは惚れられてしまうことも多い一方、落としたい、付き合いたい、惚れたいと思った女性との恋愛はなぜかうまくいかなかったのです。

これはなぜなのか?

この原因を考えてみますに、意識しすぎてしまうのが問題なのだろうと思います。
惚れたら負けとはよく言われていますが、実際のところ、恋愛においては落ちてしまった方が負けです。落ちるということは溺れることと等しいです。その苦しみから藁をもすがる気持ちになり、相手や恋愛に依存してしまうわけです。

また、そのような惚れている状態になってしまった場合、正常な判断やいつもどおりの接し方ができなくなってしまいます。いわゆる酒に酔っているような状態になってしまい、あとから思い直すと恥ずかしい行動をとってしまうことも多くなりがちです。

つまり、自滅してその恋愛を壊してしまうのは自分自身なのです。

ヒットミュージックなどはたいていは恋愛をテーマにした音楽が多いですが、これらの音楽を無意識に聞くことによる恋愛至上主義の弊害ともいえるかもしれません。

この惚れた状態に対する解決策として、もし惚れた女性が出来た場合、いつもどおりの状態で接することができるまで一旦はクールダウンすることをおすすめします。恋は盲目といわれますが、モヤーとしている状態の男性に興味を持つ女性は少ないものです。

惚れた女性を口説くのは、シラフの正常な状態の時に淡々と余裕を持って口説かなくてはいけません。恋愛に重きを置いてしまい、何もかもかけてもよいという状態になってしまった男性には余裕が感じれらなくなり、その魅力が急速に減少していきます。

こちらが真剣になればなるほど、相手は安心して退屈してしまいますし、相手が真剣になればなるほど、こちらが退屈になってしまうものです。気持ちをコントロールして、お互いがほどよい緊張感や不安感の元で恋愛していくことをおすすめします。

もし、今惚れている女性がいる場合、四六時中、その子のことを考えてしまっているかと思いますが、頭からきれいさっぱり忘れてしまえるかどうかに、恋愛の成否がかかっているといっても過言ではないでしょう。