JASRACの音楽教室徴収でJポップ文化は衰退するのか?

JASRACが音楽教室からの徴収を4月1日からはじめましたが、これにより音楽教室が管理曲以外のクラシックなどを選択するようになり、結果として日本の音楽文化は衰退していくものと見られています。

この音楽教室についてですが、中学や高校などの学校教育での授業については対象ではなく、どちらかというとカルチャー教室のような営利目的での音楽教室が対象になります。教室とはいえ、音楽教室では月謝をとって営利目的に経営されているため、著作権料を徴収するとのことです。

ちなみに、個人経営の場合は対象外となるようで、ヤマハとかカワイなどの大手音楽教室がターゲットになっているものと思います。音楽教室といっても様々あり、高齢者が趣味で楽しみのために通っているところから徴収するということなのかもしれません。

個人的には音楽のない方が好みですので、どんどん規制して徴収して欲しいです。街のいたるところでコマーシャルソングが雑音のように垂れ流されている状態よりも、静寂な街並みの方が気品がありますし感慨深いものがあります。

いわゆる「Jポップ文化」というのがありますが、最近ではテレビでもカラオケの点数を競うような番組もあり、素人が歌ううまくもないカラオケを聞いて何が楽しいのかぼくにはよくわかりません。握手会でCDを売りさばくようなJポップ文化なるものは、ない方がよほど洗練された文化に繋がっていくと思います。

今後、JASRACが徴収対象を広げていくことにより、日本の流行歌はあまり耳にする機会がなくなっていくものと思いますが、それはそれでまったく悪いことではないとぼくは考えており、むしろなくなってほしい気持ちもあります。