確定申告は素直に納税しています。

確定申告の時期になってきましたが、ウェブ収入で生計を立てている私はわからないことだらけだったりします。一応、顧問税理士とは契約しており、確定申告については特に問題はないのですが、はたして、自分の支払っている税金が多いのか、少ないのか、そのあたりがぜんぜんわからないのです。

個人事業主をされている方のなかには、家族を専従者にしたり、私用とビジネスがあいまいなものでも経費として計上したりして、がんがん節税されている方もいらっしゃるようなのですが、私は特に何もせずに、素直に支払っている状況です。

例えば、サイト収入なんかでみれば、暇そうなばあちゃんに収益力の高いサイトをいくつか譲渡して、ばあちゃんの方でも個人事業として運営してもらい、収益を分散化されれば、私だけで収益を計上するのと比較すると、税率が大幅にさがるわけですので節税効果が見込めるわけです。

そのほかにもいろいろ思うところがあり、「これをこうすれば、もっと税金が安くなるのにな。」というような考えが浮かんできてしまうわけです。

特に、ウェブ関連で広告収入をメインに運営している場合、不動産とは違い、サイトの譲渡などはドメインとサーバー移転ぐらいしかないわけなので、数時間もあれば完了していまいます。収入源を複数に分散化することで、実質的に税金を大幅に減少できるのではないかという気もしてしまうのです。

「税金を払いました。事業の経営は順調です。ボクは立派な市民でしょ?」といっても、それが何なんですか?だから何なんですか?ってなもんで、税金を払わないで済むのでしたら、むしろ赤字経営で申告したいのです。

ただ、私はそういうのを一切やらないで正直に納税しているのは、天と地、そして人から見放されたら、事業として繁栄しないからです。つまり、「天・地・人」ってわけです。税金をごまかす人は天から見放されますし、また、自分の住んでいる土地に住民税として利益を還元しないならば、その土地からも見放され、最終的には人も離れていきます。

逆にいえば、住民税を率先して多く払い、人様のお役に立っているのであれば、多少のことがあっても、その事業は存続していけるものと思うのです。これは事業主として、そして経営者としての私の直感がそういっているのです。そのような理由で、私は節税などは考えないようにして、素直に納税するようにしているのです。